松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

花と緑のふれあい拠点(仮称)

2004年7月29日

寺田縄自治会館で説明会

 29日夕方、県・市から「花と緑のふれあい拠点(仮称)」の担当職員が来て、地域住民に現在の状況や今後の見通しについて説明がありました。
私は、丁度29日まで環境厚生常任委員会の視察があり、8:00になってしまいましたが、出席してきました。

「花と緑のふれあい拠点(仮称)」についてはインターネットでも検索できますが、この事業は県所有の土地以外に、周辺である寺田縄の農家の方々にも協力してもらい、県と市と地域・その他の関係団体との協調事業にしてゆくというものです。

県は農業総合研究所の跡地に核である花と緑の公園(?)をPFI手法で運営してゆき、核の周辺を農家の方々に市民農園、体験農園、畜産体験機能、収穫体験などが出来るような役割分担をし、地域市民が市民農園をしたり、近隣住民がレジャーをかねた体験や収穫を楽しみ、花や露地野菜を買えるようにしてゆきたいとしています。

拠点への道路は県の責任で

 また、その核である拠点には今の道路では大型バスの往来が厳しいため、新たに道路を引き込むことが説明されました。ところが、その核に入る道路も県と市と折半でやろうというのです。県が計画した事業です。そこに引き込む道路は県がちゃんと用意するのが筋ではないでしょうか。

その上「地域も協力してくれ」ということで農家の方々も面食らっていて、具体的に何をしたらいいのか・資金はどうしてくれるのか・先々この計画は安泰なのかもわからない中で不安は募る一方です。

大船フラワーセンターのようなものが、この寺田縄に出来たとして本当に採算が合うのでしょうか。大船フラワーセンターですらようやく維持している状況なのに、新たに人を呼び込み「また行きたい」といってもらうには、花や植物の種類も時期も相当工夫しなければいけません。それには巨額の資金と人件費がかかります。さらに花が咲かない時期や真夏・真冬は体験者も、見学者も減るでしょう。

地域の人に協力を依頼して、個人資金を投入させて出発した「花と緑のふれあい拠点」が3年や5年で行き詰まったなんてことは絶対許されません。しかし県もお金がないからというのでPFI手法で運営してゆくのでしょうが、PFIへの支援として県や市が多額の補助金を毎年出すようなことになりかねない事業です。

真剣に食糧としての農業施策を

 今、どこの大型遊戯施設も成り立たないときに巨額な資金を投資するより、地域に根ざした利用を考えるべきではないでしょうか。今は定年になっても体力に自信がある人はたくさんいます。自分の家は農家じゃないが、今から農業をやりたいという方もいます。

平塚の農業を守るためには、農家に後継者がいなければ売るしかない、それも農業をしている人にしか売れない。後継者がいない中で買い手もいないという状況で荒地になっているところが目立つようになりました。

新たに農業をやりたい人のために農総研跡地を解放し、一人で一反または二反を耕作してみたいという人たちに数年間貸して、農総研からの指導も仰ぎながらやってもらったらどうでしょうか。そして、十分意欲も技術も備わっている人には、農業が出来るような手立てを講じればと思います。日本の農業を守り食糧問題を真剣に考える上でも、イベントとして利用するのではなく、真剣に農業として考えていったらどうかと思います。皆さんはどう思いますか?

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