松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

地域の方々と懇談しました

2004年11月20日

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今日 私と県会議員候補の酒井亮氏は、午前には前参議院議員のはたの君枝さんと、午後には神奈川の衆議院候補藤井みどりさんと一緒に地域を回り、皆さんのご意見を伺ってきました。

今、自民・公明の小泉政権になって、なりふり構わないアメリカいいなりの政治路線、戦争が出来る国にしてゆく憲法改悪。これを多くの人が危険だとわかっていながら、そういうことをしっかりいえない雰囲気に社会全体が包まれてきていることへの不安な思いが話されました。

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60代後半の男性は、昔を思い起こし「お袋が小さい俺の手を引いて、親父が戦争に行くのを須賀の駅まで見送りに行ったんだ。そのとき・・お袋は・・・・。・・・そのときお袋は『こんなみじめな思いは二度としたくない』っていって泣いたんだ・・・。

俺はそのときのお袋の言葉で、絶対戦争をしてはいけない。戦争反対といっている共産党にずっと票を入れてきたんだ。」と何度も声を詰まらせて語ってくださいました。

今時代が大きく変えられようとしています。日本がこのまま戦争が出来る国に変ってしまっていいのでしょうか。

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「日本は戦争ではいやというほど辛い思いをしてきたんだ。自分から戦争なんかしないよ、心配し過ぎだ。ただ、今の世界情勢は混沌としていて危険な状況だから、備えがあるに越したことないんだよ。」ということなのでしょうか。

歌手のさだまさしさんは、被曝したおばさんが生前こう語ったといいます。「人間は、相手が石を持って構えればもっと大きな石を持って構えようとする。戦争を憎むより、人間の心の中にある醜くさこそ憎むべきだ。」と。

「備え」とは、「いつでも向かってゆける体勢」のことです。石を持たないことが、敵を作らないこと。日本の平和憲法の「戦争の放棄」こそが、戦争のない日本を守ってきたことを忘れてはいけないと思います。

今日語ってくださった男性の横で、声を詰まらせ 涙を流しながら語る姿をじっとやさしく見ながら、一緒に目を潤ませて静かに涙を流している奥さんの姿が印象的でした。


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