松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

ゴミの不法投棄、ゆるせません!

2005年5月8日

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地域の人たちと「ゴミについて考えよう」と計画しました。そして、まず地域に不法に捨てられているゴミを回収して実態を知り、そこからいろんなことを考えてみようということで、4月30日に取り組んでみました。

約2時間の中で、畑に投げ込まれたジュースの空き缶、道路の脇にねじ込んであった車のタイヤ、道路の端に投げられた缶・ペットボトル・ビン、そのほか工事現場の様々なゴミがミックスされて分別が大変なものがごっそりと袋ごと捨てられていたり、最初に考えていた以上のひどさでした。

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仕事でいらなくなった使い古しの釘が、長い間の雨などですっかりさびているものが大量に捨てられていたり、放火された車もいつまでも放置したままになっています。

さらに、この車が置き去りになっているために、そこに不要タイヤを置いてゆく不届きな人も出てきて、ますます地域の景観は悪くなり、道徳意識も薄れていきます。

何とかしなくてはと、この車の件では、いままでにも何度も警察や市にも相談しましたが、持ち主の責任で処分してもらうしかないため、今回は持ち主に処分をお願いしてきました。

しかし、そこに捨てられているタイヤは持ち主が不明のため、仕方なく回収しましたが、これがあとでひどい目に・・・。

拾った空き缶は45ℓ用ビニール袋に約3分の2。ビン・ガラスのかけらは3キロほどとわずかでしたが、ペットボトルは45ℓ用ビニール袋に2分の1。粗大ゴミは大きい袋に一杯。バッテリー1ヶ。古タイヤ4個。燃えるゴミが45ℓ袋に3~4ヶ。

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これを分別して、それぞれのゴミに出しましたが、タイヤやバッテリーは市のゴミには出せず、ガソリンスタンドにお願いしたら、タイヤは1ヶ500円、ホイールがついているとさらに500円。バッテリーも500円ということで・・・なんと!合計4500円も出費してしまいました。

自分で使い古したタイヤを、費用がかかるからと人の見ていないところに捨てる身勝手さに怒りが沸くと同時に、売る側がしっかり最後まで責任持って受け取るシステムを作らない限り、不法投棄はなくならないということもこのことからわかりました。

この日の行動で、ゴミ問題の原因は、人としてのモラルと、企業としての責任にあるということがよくわかりました。


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