松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

金田保育園の「開放保育」を見学しました

2005年9月22日

平塚市には保育園が30施設あります。そのうち公立保育園は10園。それぞれの保育園が、働きながら子育てをしているお母さん・お父さんを支え、子供たちが健やかに育つための支援をしています。

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今回は、地域にある金田保育園にお邪魔しました。
金田保育園は、平塚市の公立保育園として、昭和32年に開園しました。現在90人の定員で、朝7時から夕方7時まで開園しています(上の写真は、平塚市のホームページに載っている金田保育園の全景です)。

今回伺った目的は、「子育て支援」を地域の保育園として取り組んでいる状況を見せていただくため。

金田保育園は、地域との交流を大切にして「金田福祉村」の方々との交流や、公民館行事、夏の盆踊りなど地域と園が一緒になってやっているというのが特徴です。この日も、地域の若いお母さんたちが入園していないお子さんを連れて遊びに来ていました。

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気楽にきて、時間を楽しむ。その中で、子育てに心配なこと、よその子供さんと一緒にすごす中で見つける子供の性格やしぐさについて気になることもその場で先生に聞けるということで、大変喜ばれている事業となっています。

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このほかに、金田保育園では施設の有効活用ということで「子育てサロン」も開設しているとのこと。

「子育てサロン」って、どんなものだろう?興味深々で案内していただきました。

ここは、以前用務員さんが使っていたお部屋ですが、現在は使っていないため、ここを開放して地域の子育て中のお母さんたちにサロンとして使っていただいているというのです。

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床のスペースがあり、子供たちが家庭用の乗り物で遊ぶこともできます。赤ちゃんを寝かせるベッドのお部屋と、お母さんたちがくつろいで話ができる和室の3つの空間が備わって、さらにトイレもあります。

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そして、そこでお茶を沸かして飲んだり、お弁当を持ち寄ってゆっくり子育て談義もできるというお部屋なのです。

ちょっと気になることやわからないことを、専門家である保育園の園長先生はじめ職員の方に聞いてみたい時には、事務所に直通のインターホンで先生に来ていただき、お話を聞いていただくこともあるそうです。

この金田保育園ならではの「子育てサロン」のお話を聞き、こんな優れものが地域にあったんだと改めて感服しました。

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子育てのお友達と「今度、ゆっくり話したいね」といっても、子供ともどもとなると、人数も多くなり家に呼ぶには狭いし・・・。と、なかなか集まる場所も思いつかずに過ごしている方、きっと大勢いらっしゃいますよね。

そういう方々にぴったりの場所が、この保育園にあったのです。しかも、無料!

保育園に連絡をして、空いていればいつでも使えるとのことでした。

平塚市次世代育成支援行動計画が今年の3月に策定されました。

そこでは「子供や子育て家庭を取り巻く、地域、企業、行政などが協働して、それぞれの持つ役割と責任を確実に果たせるような仕組みを整えていきたい」と、市長が語っています。

今回の保育園訪問で、金田が地域も施設もいっしょになって子育てに取り組んでいる姿を垣間見ることができました。


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