松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

タバコを吸う人のマナー

2005年12月30日

私たち市議団3名は、毎週木曜・金曜日に平塚駅頭で議員団ニュースを皆さんにお配りしています。新年のニュースは864号となりました。

どんなに寒い日も、雪の日も天候に関係なく、1年中続けています。諸先輩がたが受け継いで、すでに17年近く続けていて議員団としての重要な日課となっています。

私も候補者になった時からはじめて、丸3年が過ぎました。そんななかで、大変目に付き、「ひどいな・・!」と思っていることがあります。

それはタバコを吸う人の「マナー」です。中には、しっかりマナーを守っている方も居られます。

しかし、「煙が人の迷惑になっている」ことや吸殻を足元に捨てていっても「ごみを捨てている」という認識を持っていない人があまりにも多いように思います。

いま、タバコによる健康被害や、タバコによる火災がこんなに問題になっていても、全体としてマナーの悪さは一向に改善されていません。

駅北口では、タバコを吸う人のために3つの大きな空き缶が置かれています。そこの前で朝の一服を楽しんで電車に乗っていかれる方が結構居られます。私はタバコを吸う人を非難するつもりはありません。しかし、吸ったあとは責任を持って完全に消していってほしいのです。

先日、その吸殻入れの缶の中で火のついたタバコに次々いぶされて駅周辺にものすごい煙が立ちこめました。通勤・通学の方々が「ひどいなぁ!」という顔をしながら眉をひそめて通過していきます。

しかし、その前でタバコを吸っている人はどなたもその煙を消そうとしません。それどころか、その缶の中に吸い終わった自分の吸殻を投げ込んで駅に消えていくのです。

とうとう我慢できなくなって、私は近くの喫茶店に水をもらいに行きました。

店員さんも快く協力してくださいましたが、タバコを吸う人には「自分の吸ったものでなくてもお互いさまの精神」が欲しいと思います。

また西口では、北側から歩いてくる人は駅の階段を上る手前で、吸殻を捨てて上っていきます。そのために、その周辺は掃除の人がいくら掃いても吸殻が散らかっています。

「最近、喫煙者の肩身が狭くなった」とおっしゃる前に、お互いマナーを守って批判されないような喫煙者になってほしいと思います。

051230-1

「歩きタバコをやめてください」

先日6日の静岡市議会の市民委員会で中学1年生の少年が「歩きタバコをやめてください」と訴えました。「歩きタバコはとても迷惑です。条例で禁止してください。」と。

ぜんそくという持病を持ち、歩きタバコ禁止条例の実現のために署名活動を行なってきた静岡市立安東中学校1年生の大石悠太君は、静岡市議会の市民委員会でこの請願の趣旨を説明し、この請願が全会一致で採択されました。

演壇に立った大石君は「火の付いたたばこを持って歩くと子供の顔の高さになり、やけどをしてしまう」とその危険性を指摘しました。

喘息の人は発作が起こらないようにと、いくら気をつけていても、この煙によって引き起こされてしまいます。

現に平塚市でも電車で通学している児童が、大人の歩きタバコの煙を吸ってしまい、喘息の発作をおこして12月15日入院しました。

静岡の中学生が訴えたことは、よそでの話ではありません。平塚市でもしっかりと喫煙者がマナーを守り、「人の健康について考える心」を持っていただきたいと強く要望します。


新着記事

  • 過去の記事

  • しんぶん赤旗の申し込みはこちら
  • JCPWEB.JPは、日本共産党の議員・候補者・議員団・地方組織のサイト制作・管理・サポートをしています。ホームページ開設・リニューアル、ブログ制作・運営サポートなど、お気軽にお問い合わせください。

リンク

PAGE TOP