松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
ほのぼのタイム • 活動ファイル

微力ながら 幼稚園父母の会の要望に応えて

2016年11月6日

4日は私立幼稚園の園長先生・父母の会の皆さんと議員との懇談会がありました。この行事は毎年行われており、幼稚園の父母の会からのご要望、それに対する市の回答を基に議員の考えや保護者の方々の思いを直に聞くいい機会となっています。

そこで出された問題の1つは「地域の公園」についてでした。遊具が壊れるとテープが貼られて使えなくなっていたり、撤去するとその補充をしてもらえない。砂場も猫の糞や落ち葉が気になって安心して子供を遊ばせられない。だから子どもたちも公園で遊ばなくなっているというのです。

ここで、話し合ったことは

①子どもたちは公園で遊ぶ中で、鉄棒やぶら下がり遊具などで小さいうちから腕の力や腹筋力を付けていった。転んですりむいたり、鉄棒から落ちて歯を欠いたり・・。そうして「やってはいけないこと、気を付けること」を学んで育っていった。しかし、最近そういう問題を過剰に「市の責任」に転化する傾向、市は問題が起きないように「出来るだけ原因を除去する」傾向にある点。

②もう一つは、市の「公園に対する考え方」について。「子どもの発育過程」にはどういうことが大切で、小さいうちにどういうことを身に付けることが望ましいのか。そこから「それでは、どういう公園があったらいいのか」ということになる、と・・。

③「砂場」の問題では、地域の公園は地域の愛護会が管理するようになっています。しかし、「愛護会」といっても地域の方々がボランティアで頑張っていただいているのですから、「いつ子どもと遊びに行っても気持ちよく遊べる」状況にしておくのは到底無理。じゃあ、自分達1人1人が地域で何ができるのか・・・ではないか。

ということになりました。

その話し合いの翌5日、丁度私たち仲間は「地域のごみ拾い」の日でした。朝8時に集まってこの問題を出すと、皆も「それじゃあ、ごみも拾うが、公園の砂場を重点に見ていこう」ということになり、まず集合場所に近い公園から始めました。実は皆がそれに賛成してくれると信じて、スコップや大小のほうき、大きなちり取り、園芸用ふるい、フォーク、そしてビニール袋もたっぷりと用意していたのでした。(*^^)v

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砂場の落ち葉を掃いてから、スコップで固くなった砂を掘り起こし、

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ふるいでごみを取り除き、フォークできれいにならして、1か所完成!

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ゴミを拾いながら次の公園に移動してビックリ。砂場に草が・・・!?

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「おお、やり甲斐があるなぁ!!」と・・。

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公園も砂場もすっかり草が枯れはて、誰も使っていない様子。地域の方が出てこられ「ありがとうございます。実は住民も高齢化して、もう管理できないのです。助かりました」と。

やはり訳があったのです。今後、他市の状況も調べて、皆が憩える公園、子どもたちが喜んで遊べる公園にするにはどうしていったらいいのか考えて行きたいと思います。

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今回は2か所で終了。この仕事、まだまだ続きそうです。

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