松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

議員団ニュース 1092号です。平塚市の老人理療助成事業

2010年10月5日

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議員団ニュース 1092号を掲載します。

H21年度の決算委員会が開かれており、ニュースにも高齢者施策の各事業の推移を表にして出したところ、市民の方から電話がありました。平塚市の老人理療助成事業の件で。

この事業は、74歳以上の高齢者を対象に年間10枚の理療助成券を交付して、健康の維持・増進の支援をしているものです。この券をもっていくと、あんま、マッサージ、針灸、指圧などを1回600円でやってもらえます。

これが、高齢者にとって嬉しい施策なのですが、今まで12枚(毎月1回を楽しみにしていました)だったものを昨年から10枚に減らされ、年間で1600枚分の利用減となってしまいました。

ところが、この記事で失敗・・。

ずっと74歳以上が対象だったのに、たまたま昨年の決算に係る説明書に「75歳以上」というミス・プリントがあり、鵜呑みにして記載してしまったら、早速「違いますよ」というご指摘の電話だったのです。

その方は、理療院を経営しており、石川市長のころ、つまりこの事業の最初の頃からをご存知だといいます。「この事業は、他市ではなくなったところもあるが、平塚市はずっと継続してくれている」と大変評価していました。しかし、昨年の2枚の削減で来る人が減ったと思っていたら、議員団ニュースの表にも現れていて「やっぱりねぇ。」と・・。

高齢者の良い事業をこれ以上削減しないでほしい。

 昨年3月の環境厚生常任委員会での私の質問に対し担当課はこういっています。

理療券、マッサージ券の利用者数はどのぐらい見込んでいるのかというお話だが、年間1000人ぐらいの増加を見ている。その中で平成21年度の積算では、2万1000枚ほどの利用があると見込んでいる。

 先ほど委員がおっしゃったように、平成20年度までの12枚を10枚にした理由は、対象者の増加等を考えると10枚にならざるを得ないということで、お願いをしていきたい。

 予算的な位置づけは、先ほどのふれあいバスカードについては補助金という位置づけで、マッサージ券については扶助費ということになっているので、この補助金の見直し基準には該当していない。

・・・と。

 是非この事業の存続を今から力説しておきたい。今回ご指摘を頂いた方から、無資格者の営業などによりマッサージ業の厳しい実態も伺うことが出来、私の間違いがもとで、とても良いふれあいのチャンスをいただきました。

掲載するPDFは、その部分を訂正してありますので、あしからず。


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