松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

仕事の点検作業 2年目

2010年8月8日

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写真:きれいな朝焼け(8日の朝)

 今年の「仕事の点検作業」では、30事業が対象となっています。8月7日には18事業、8月21日には12事業が「点検」という形で審議されることになっていて、7日は5人ずつが3つのグループに別れ、10時15分から4時25分までに6事業ずつ「点検」が行われました。

 昨年私は、「市民」代表としての作業メンバーを「市政モニター」から選んだことは、「市政モニター」の職務に違反するのではないかと指摘しました。今年は「市民」に募集をかけ、作文などの審査を経て決定したメンバー3名が委員となりました。

今回の30事業の点検結果は、後日公表されるでしょうが、気になったことは、 ①昨年1つの事業を7名で50分間審議したものを、今年は5名で40分間となったこと。②市民の立場からのメンバーが1組に2人いたものを1人にしたこと。③委員で欠席者が出た組は、補欠メンバーがないまま(想定外だったのか)4人で点検作業をしたことです。

今回、「1事業を5人で点検」すること以外謳ってなく、4人で作業を行った結果が「正式な決定事項」となるのかが問われます。さらに、「1事業の点検作業は、40分以内とする」という基準を守れなかった組もあり、1事業を一律40分としたことは、充分な審議が保障されていたのかも問題点です。

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私は、昨年の作業が選挙時期と重なり傍聴できなかったので比較は出来ませんが、感じたことは①市民公募委員は、前もって渡された事業の中身を色々な面から調査しているなと感じたこと、②その反面、県の職員はオブザーバー的な位置であることからも、審議する少ないメンバーの1人とすることはどうなのかという点、③あれだけ議会でも「仕事の点検作業」が取り上げられてきたが、議員の傍聴が少ないことでした。

最後の総評では、各組のリーダーから今回の作業内容について、「投げたボールはしっかりと受けてほしい」「次回に向けて研究調査していきたい」などの意見が述べられました。

これを受けて、市はどういう判断をしていくのか、。予算を増やさなくても市民と協働で進められる事業もあり、見直しはある部分必要ですが、市民を支えてきた事業が2~3人の意見で、予算カット=事業縮小 とならないよう、見ていく必要を感じました。


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