松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

若者にワンストップの就労支援(委員会視察報告から)

2009年11月25日

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姫路市の「わかものジョブセンター」

 姫路市では、今の若者を取り巻く厳しい雇用環境に対応するため、安定した職場に就職しようとする意欲ある若者を応援しようと、ワンストップサービスの考え方を取り入れ、ハローワークと連携した職業相談の場を市内中心街に設置しています。

求人検索パソコンを設置し、就職準備講習会なども開催して雇用の応援をし、即パソコンで就職活動もできる。そこにはハローワークの職員もいて相談もできる・・と、ワンストップ(一か所でことが済む)で若者の雇用に積極的に取り組もうという市の姿勢がうかがえました。

「自分のやりたいことが分からない」「自分に合った職業は何か?」と悩む若者に、駅周辺の中心街に常設で、丁寧な相談から挨拶のし方や面接指導、さらにそこで就職活動ができる「ジョブカフェ」のような場を設置したいという市職員の発想から出来たものです。そこでは市職員OBをはじめとした相談員、カウンセラー、ハローワーク職員が対応していました。

平塚市も企業の景気悪化を理由に期間工が解雇されるなど雇用状況は最悪です。平塚市でも、親身になった雇用支援をやってほしいとつくづく感じてきました。

政府は10月23日に「緊急雇用対策本部」を立ち上げ各自治体に「アクションプラン」を実施するよう要請しています。

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(写真:姫路市の「わかものジョブセンター」)

実効ある「ワンストップ・サービス」など支援態勢の強化を掲げ、ハローワークが実施する雇用施策だけでなく、自治体が実施する住宅手当、生活保護や社会福祉協議会が実施する貸付等のサービスなど一元的に受けられる「ワンストップ・サービス」を11月下旬に行うようにと言っています。

平塚ハローワークも11月30日に実施
国が指定した失業率の深刻な自治体だけでなく、平塚市も県からの依頼を受け、「ハローワーク平塚」が実施するワンストップ・サービス・デイに協力し、担当職員を派遣するといいます。これを契機に、この日限りでなく、暮を目前にした失業者が深刻な状況を乗り越えられるようしっかり支援してほしい、そしてそれぞれの自治体から、企業が雇用のルールを守るよう法改正を行うことを国に求めてほしいと思います。
以下は、平塚市のホームページからの引用です。

開催時期  11月30日(月)
      相談時間は13:00~16:00
開催場所  ハローワーク平塚(平塚市松風町2-7)
      電話0463(24)8609
業務内容  <対象者>
       一般の離職者、求職者のほか、求職者であって当座の生活費や住宅に困窮している方を対象。
      <相談内容>
       ○職業相談・職業紹介
       ○雇用保険
       ○雇用施策[職業訓練、訓練・生活支援給付、就職安定資金融資等]
       ○住宅手当
       ○生活福祉資金貸付
       ○臨時特例つなぎ資金貸付
       ○生活保護
       ○多重債務相談(予約が必要)
       ○心の健康相談


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