松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

衆議院選挙が終わって

2009年9月1日

衆議院選挙が終わりました。選挙による政権交代が実現しました。国民の怒りが、今までのしがらみを捨て審判を下した結果だと思います。

多くの方々が「今の政治をかえて!」と願い、実現したことは本当に良かったと思います。自分たちの意思が、選挙でかなうんだということが実感出来ました。しかし、これからが本当の「選択」です。

私たちは、多くの情報の中から「実際」と、「ある一部分だけ」の情報の区別をどうつけていくかは、生きていく上でとても重要なことだと思います。

今回、民主党のマニフェストでは、「子ども手当」の創設などが大きく報じられました。いままで福祉が大きく削られてきたから、子育て世代にとっては嬉しい施策です。

しかし、そのことがクローズアップされ、

  • 「子ども手当」の財源は、扶養控除・配偶者控除・配偶者特別控除を見直しして、そこから捻出する点、
  • 憲法9条の2項を変えて「自衛軍」を盛り込み、平和と安定を脅かされた時(誰が判断するのか、64年間なかった事態を想定する根拠は・・)は武力を行使するとしている点、
  • 国会議員の定数を減らし、小選挙区制選挙を重視して大きな政党しか国会に送り出せない仕組みを進める点、
  • 国民は定率減税の廃止など9兆円もの負担増を強いられてきた中、法人税は減税されたままであることを認めた上で法人税の減税は当面維持し、さらに研究開発などには減税を拡大するという点、
  • 消費税は今の5%を維持し、税収全額を年金の基礎部分に当てるというが、4年後には消費税見直しを検討するという。取るべき所から取らずの政策では、結局国民に消費税増税を求めるしかない点、

こうした多くの問題を抱えたマニフェストであるだけに、私たちは、一つ一つの施策の表面に見えない部分を見ていく力をつけていかなくてはいけないと思っています。皆で本当の改革、国民のための改革となるよう声を上げていきましょう。

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8月中旬の早朝配達時に。これが楽しみで続けられるようなもの。


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