松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

「子ども教育相談センター」を見学

2009年4月15日

いま、子供たちを取りまく環境が大きく変化している中で、子どもたちの心が傷つき、学校に行きづらくなったり、対人恐怖、情緒不安定など様々な問題を抱え、不登校になる子が後を絶ちません。

 また、特別な支援が必要な子供たちへの取り組みも早い対応が望まれるため、ますます専門性と総合的・体系的な支援の方法が求められています。

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上の写真:「子ども教育相談センター」の箱庭療法の部屋

「子ども教育相談センター」所長さんにお話を伺いました。

今日は、こうした問題を抱えた児童・保護者からの相談を受けたり、学校には行けないけれど、ここなら通えるといって子どもたちが通って来ている「子ども教育相談センター」を見学させていただきました。

「子ども教育相談センター」は、崇善小学校の敷地内にあります。ここには、はじめはなかなか馴染めない子供たちのために、心を和ませるお部屋があります。そこでは、多くのおもちゃや人形などから自分の好きなものを選び、「箱庭」に並べてゆく「箱庭療法」も行っていました。

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平成19年度の相談件数は477件、そのうち小学生が54パーセント、中学生は43パーセントといいます。

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 ここに通う子供たちは「適応指導教室」で、ベテランの先生方からひとり一人に合った学習や心のケアを受けています。教室が変わるだけではなく、人と交わること、心を許せることから始まる授業が行われているのです。

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不登校により閉じこもり傾向の子供には、訪問して継続的に相談を受けることも行っているといいます。このように、一般からの教育相談・学校からの教育相談・障がいがある子の教育や就学に関する相談・訪問相談など多様であり、学校関係の研修・研究も行われていると伺いました。

このように、一般からの教育相談・学校からの教育相談・障がいがある子の教育や就学に関する相談・訪問相談など多様であり、学校関係の研修・研究も行われていると伺いました。

 学校には足が進まないけれど、「ここにだったら行ける」といって通ってくる子。保護者とともに相談には来たが、なかなかここに通うことも難しい子・・。その子の抱えている悩みの原因や大きさ・期間、また感じ方でも異なるといいます。

 長い人生の大切な出発点だからこそ、専門の先生方の温かい指導の重要性を実感してきました。


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