松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

妊婦健診の助成券はどこでも使えるように!

2009年3月18日

平塚市の妊婦健診費用の助成の現状

 平塚市の妊婦健診の助成回数は、昨年の改定で2回から5回となりました。1回目は検査項目も多いため9700円まで助成、2回目以降は血液検査をした場合7180円、血液検査がない場合は5480円までの助成となっています。

2回目以降に助成券を利用できるのは妊娠20週目、24週目、30週目、36週目というように大まかに使用する期間が決まっていて、それ以外は自己負担。

 この度、国は第二次補正予算に妊婦検診14回分の無料化を盛り込みました。事業年度は2009年、2010年の二年で、9回分までを国と市町村で二分の一づつ負担し、市町村が実施している五回分無料と合わせて十四回まで無料にできるようにしました。

新年度の妊婦健診の助成

 新年度からの助成は、1回目の助成額は現在と同じですが、2回目からは3000円となります。そのため3000円を超えた場合、超えた分は自己負担となります。(市民病院では健診項目にエコースクリーニングなどが加わった場合5000円台になり、その場合は2000円台の自己負担となります)。

県内の自治体の多くはこの流れに沿って行うことにしているといいます。ところが、3000円に満たない場合、その券を使用できない場合もあることがわかりました。そこで、市民病院に聞いてみたところ、普通の健康な妊婦が健診をした場合、ほとんどの方が2000円台で済むとのこと。それでは、今回の助成券を14回分もらってもほとんどが使用できずに、実費ということになります。これでは何のための14回分の助成・・?

 早急に、健康こども部・健康課・市民病院と連携を密にして、市民病院だけでなく、他の病院で3000円にならない場合でも助成券が必ず使えるように手立てをとって欲しいと、健康こども部長や健康課長、市民病院医事課長に直接お会いして強く要請しました。

厚生労働省では、14回無料の自治体が増えれば財政措置の効果があったものとして、2011年度以降の制度継続も検討するとしています。平塚市では、毎年2200人前後の赤ちゃんが生まれています。誰もが安心して産み育てられる環境を国と自治体でしっかりと進めてほしい。このことを切に願います。

1237358049

市役所受付に飾られたバラの花。


新着記事

  • 過去の記事

  • しんぶん赤旗の申し込みはこちら
  • JCPWEB.JPは、日本共産党の議員・候補者・議員団・地方組織のサイト制作・管理・サポートをしています。ホームページ開設・リニューアル、ブログ制作・運営サポートなど、お気軽にお問い合わせください。

リンク

PAGE TOP