松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

14日明け方の大雨による被害

2012年7月17日

九州では連日の異常な大雨で、大きな被害が出ています。亡くなられた方々、行方不明者、家の倒壊、浸水など本当に心が痛みます。「災害に強いまちづくり」が叫ばれ、取り組みも進められている中で次々と襲ってくる自然の猛威。

平塚市内でも14日の明け方には、各地で「大変だ!」という声が起こっていたのでした。私たちの地域でも雨は降っていましたが、急に大雨になったのは朝方の3時50分ころからでした。しかし、川の水は元々上流で降った雨で水かさが増していたため、金目川では、一部損壊という事態が起き、他の場所でも数か所で床上下浸水、道路の冠水などが起きました。

この時は、大雨が約1時間40分ほど続きました。天気情報のナウキャストで、5:30には雨が止むとの予報通り、雨音も静かになり、その後、私も地域の見回りに出かけました。私が金目川を見たのは下流の方で、いつもハラハラする橋と川の水位の空間が大分空いていて「よかった・・・」と思って、山沿い方面に回っていた最中、議会局から携帯に電話が入り「金目観音そばの金目川が損壊」と・・・。渡辺・高山議員に電話で連絡を入れ、急いで金目観音の方に走りました。

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そう思って見た金目川、確かに濁り方が異常でした。

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現場では、数人がまだ作業をしていました。川の水が土手を上がり、道路には川が運んできたゴミと泥でひどい状況。

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手前の草むらも、水をかぶったのがわかります。一気に増えて、雨が止めば一気に減っていく魔物の「水」。

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川べりではまだ掃除をしている人、床上まで水が入り近所の人が手伝って泥をかき出している家、建設中の現場に水が入り困っている大工さん、無事だった所でも「土手のここまで水が来たのは住み始めて40年になるが、2度目だ」と語ってくれた人。

先日視察に行ってきた亀岡市が取り組んでいる「セーフコミュニティ」という目で見たら、それぞれ起こっている災害には必ず原因があり、防げるはずのもの。行政だけに責任を押し付けてすむものでもなく、地域と行政と様々な団体・企業全体で危険を取り除く不断の努力が必要といいます。

しかし、地元では「川底をもっとさらって深くしてほしいと何度もお願いしている。」「土手に排水設備がないため、大雨が降れば家の方に流れるから、排水溝をつくってと頼んでいる」とため息が出ています。やはり災害の多くは人災と言えるのではないか・・。


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