松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

年金天引きは、高齢者の生きる権利をうばうもの!

2008年10月18日

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介護保険料は年金から天引きされるので、平塚市のH19年度収納率は95.8%となっています。政府は全国のこうした実態に目をつけて、後期高齢者医療制度の保険料も年金から天引きにしました。

それが年金者の生活をいかに脅かすものであるか。全国で後期高齢者医療制度への批判が高まり、小手先ではあっても、政府も天引きについて緩和策を出さざるを得なかったわけです。

しかし、この年金からの天引きは、これで終わりではありません。政府は、次々と年金からの天引きを計画して、着々と進めているのです。全国では国民健康保険税もこの10月から年金天引きを始めました。平塚市では、その他のシステムも変更するために実施が遅れていますが、再来年には始まります。その上、住民税の天引きも行おうというのです。

いま、平塚市でも住民税や国保税を年間の中で調整しながら支払うことで、ようやく滞納しなくてすんでいる人もたくさん居られます。そういう人から、容赦なく有無を言わさず先取りするのが年金天引きです。年金が年間18万円以上あれば天引きの対象にされます。

こうした徴税強化のための天引きが、お年寄りの生命にかかわる問題になっています。議会には、今後も年金天引きに関係する予算が次々と出されてきます。その入り口となる天引きの準備費が入っていた今回の補正予算に共産党が反対したのは当然ではないでしょうか。

私たち共産党平塚市議団の予算に対する考え方

わたしたちの予算に対する考え方は、その中に賛成できるものがあったとしても、他に市政のあり方・進め方等で認められないもの、市民の暮らしに大きく影響する、また市民の負担が増える内容のものがある場合、基本的には反対の態度をとってきています。

今回の補正予算案の中に、市民生活に大きく影響を与える「年金天引き」の予算があったことに一切触れず、駐輪場建設問題のみを語るのは、市民の信託を得た議員としては違うと思っています。

西口駐輪場建設問題

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市内には自転車駐輪場だけでなく、大型バイクを駐輪するところも少なく、利用者から必要の声が上がっていました。私たちは、議会でも駐輪場計画の3403台の収容中、50㏄以上125㏄以下のバイクが108台、大型バイクが47台停められるという点も評価しています。

 私たちは今後も、駐輪場建設を全議員が協力して推進していくことを呼びかけてまいります。


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