松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

新婦人平塚支部の皆さんと東部学校給食共同調理場を見学

2008年7月19日

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先日、新婦人平塚支部の皆さんと、学校給食の実態を見てこれからの学校給食のあり方などを学ぼうということになり、「東部学校給食共同調理場」を見学して来ました。

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この春に赴任された内田場長さん、石村栄養士さんに案内していただき、説明をいただきました。

この日は参加したいという人が増え、大人12人子供10人という大団体となって、石村栄養士さんに幼児を抱っこしながら説明していただく一幕も・・・。

詳しくは、17日に掲載した「議員団ニュース」をご覧ください。

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その後、「平塚の学校給食はどういう経過をたどって今があるのか」という質問をいただきましたので、ここに記載したいと思います。

「平塚市学校給食検討委員会」の資料より。

本市の学校給食の変遷

昭和22年 ミルク給食開始。
       崇善・港・松原・富士見・花水の各小学校に調理室を仮設。
昭和25年 パン給食(完全給食)開始。
昭和27年 港・松原小学校に給食室完成。
昭和28年 富士見・花水小学校に給食室完成。
昭和29年 旭小学校ミルク給食開始。城島小学校A型給食開始。
昭和31年 神田小学校に給食室完成。
昭和32年 崇善・旭・岡崎小学校に給食室完成。
昭和33年 大野・中原・金目小学校に給食室完成。
昭和34年 豊田小学校に給食室完成。
昭和35年 土屋小学校に給食室完成。
昭和36年 金田・吉沢小学校に給食室完成。
   これで当時あった市内16の小学校がすべて完全給食を開始しました。
昭和37年 中学校でミルク給食を開始。
昭和44年 金田・豊田小学校の校舎改築に伴い、給食室の取り壊しを機に崇善小学校の調理場を共同調理場して、3校の給食を試験的に共同調理することとなった。
      同年、崇善小学校の調理場を増設し、9月から旭・横内小学校も含め5校の調理を行った。
昭和46年 大野小学校において八幡小学校と2校分の共同調理開始。
昭和47年 45年に共同調理場方式を平塚市の基本方針として、共同調理場建設準備室を設け、この年(47年)に東部学校給食共同調理場が開設。
     (このときは富士見・中原・豊田・神田・金田・横内・八幡の7校分の給食調理)
      そして、大野小学校は単独調理場となる。
昭和48年 東部共同調理場に港・城島・南原の3校が加わり10校となる。
      その後金田小学校は崇善小学校共同調理場に移る。
昭和50年 北部学校給食共同調理場が開設。(大野・神田・豊田・城島・岡崎・金田・金目・横内・真土・相模の10校分の給食調理)
      東部調理場は、港・花水・旭・中原・八幡・なでしこ・松が丘・勝原の8校分となる。
      崇善小学校共同調理場は、崇善・富士見・南原の3校分となる。
昭和54年 港・富士見・松延が単独調理場となる。
      東部共同調理場に大野・真土小学校が移る。崇善小学校共同調理場に、旭小学校が移る。
      北部共同調理場にみずほ小学校が加わる。
昭和55年 北部共同調理場に土屋小学校が移る。
昭和57年 花水・勝原小学校が単独調理場となる。
      東部共同調理場に豊田・城島・南原小学校が移る。
昭和58年 山下小学校に単独調理場新設。
      東部共同調理場に松原小学校が移る。
昭和60年 崇善小学校共同調理場を閉鎖。東部共同調理場に崇善・旭の2校が移り、大原小学校も加わる。
      北部共同調理場に豊田・城島の2校が移る。
平成元年 崇善小学校は単独調理場となる。

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こうして、現在では東部学校給食共同調理場では

食  数  1日 4,611食(平成18年12月現在)  
所管校  11校
       旭小学校・土屋小学校・吉沢小学校・
       中原小学校・南原小学校・ 大原小学校・
       なでしこ小学校・松原小学校・
       松が丘小学校・大野小学校・八幡小学校

北部学校給食共同調理場では、
食  数  1日 4,486食(平成18年12月現在)
所管校  10校
       金目小学校・岡崎小学校・みずほ小学校・
       金田小学校・城島小学校・豊田小学校・
       真土小学校・横内小学校・神田小学校・
       相模小学校

単独調理場は
崇善・花水・勝原・富士見・港・松原・山下小学校の7校となっています。

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栄養士さんが中心になって、この共同調理場で作っているメニューの調理実習も行っていると報告がありました。1回800円ですが、いろんなPTAも実習に来ているといいます。どんどん、食の大切さ、地産地消の推進が図られるといいですね。

福祉分野における給食の重さに比べると、学校給食は非常に軽く見られていると感じているのは私だけではありません。しかし、食は「健康」「情緒」「食文化」など生涯に大きな影響を与えるもので、決しておろそかにできない分野です。きめ細かな「食の教育」が行われるためにも、単独調理場でそれぞれの学校に栄養士を配置することが大切だと思います。

共同調理場がいよいよ老朽化してきた現在、過去の単独調理場から共同調理場に移行した逆のコース(共同調理場から計画的に単独調理場に移行する方向)を円滑に進めるためにも、今からしっかり準備委員会を設置してゆくべきではないでしょうか。

このたびの見学では、場長さん・栄養士さんに大変お世話になりました。また、調理している職員さんからも温かい配慮をいただき本当にありがとうございました。


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