松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

富士見公民館で「後期高齢者医療制度」シンポジウムが開催される!

2008年6月2日

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共産党市議団団長の渡辺敏光市議の住む富士見町地域で、「後期高齢者医療制度」についてのシンポジウムが開かれました。

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総勢60人を超える住民の方が集まる中、このシンポを企画した年金者組合に所属する地域の方が司会を務めました。

その中で、「今日のこの場が、後期高齢者医療制度がいい、悪いということではなく、みんなが率直に意見を交わせる場になってくれたらいいと思っています」と、述べられました。

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パネラーとして出席されたのは、市の担当職員2名、医療生協平塚診療所の高橋事務長、地域の前自治会長さん、そして渡辺議員の5名です。

それぞれの対場からこの制度に対する見解が述べられ、それぞれの立場の思いは十分わかりましたが、やはり一番皆の心にすんなり入っていったのは、前自治会長さんの市民としてのありのままの思いであったと思います。

それは「自治会に、これを回してくれと言ってきた用紙が『後期高齢者医療制度』の説明だった。目を通したら回覧で回すような内容じゃない。回覧版では、回したら忘れてしまうし、必ずしも該当する75歳以上の人が目を通して回すとは限らない。

市に電話をして、『これは回覧ではまずいのではないか』と言ったら、担当課は以前にお知らせしたものに対する補足だから大丈夫だという。市はそう言っているが、全くこの制度がどういうものか、誰もよく分かっていない。それでは、地域に議員がいるんだから、議員に来てもらって説明してもらおうということになり、町内の75歳以上の人に声をかけたら100人中18人がきた。そこで、渡辺議員に説明してもらったら、これは大変なことじゃないかということがわかった。」ということを切々と語られました。

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このあと、会場の皆さんから意見を出していただくというものでしたが、時間が足りなくなるほど多くの方が意見や質問を出してくださり、大成功。

自分の思いが通らなくて、カリカリと怒鳴るだけではなく、こうした皆の意見の中から「自治は本来どうあるべきか」「行政の役割と市民の役割や権利」など、冷静にしかも納得いく方向を見出していく手法は重要なことであり、いい勉強になりました。


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