松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

道路の安全を願い 日夜奮闘 その2

2007年8月30日

この資材置場には、常駐している職員のための管理棟がありますが、この夏クーラーが壊れて使えませんでした。ようやく修理してもらえることになりましたが、現場では、つい仕事に使う機材の予算が優先になるといいます。

できるだけ予算を削減するためにこの写真の倉庫をはじめ、作業用の看板から機械など多くが職員の手で造られています。

仕事をする上で、車輌系建設機械の免許・大型免許・大型特殊免許をもち、溶接(ガス・電気とも)の講習も受け、どんな作業にも当たれるように日ごろから励んでいるのです。

この管理棟には、「失対事業」が廃止になるときにもらってきたという「ストーブ」がデンと据えられており、現場の皆の腕で「使えるものは最後まで使う」という精神が貫かれています。

ここで働く職員は、市民にはなかなか見えにくいですが自分たちの仕事に誇りを持ち、細かい作業の中にアイデアを駆使しています。

苦情も多いし、しかられることも多いけれど、道路の勾配に気を使った補修の仕方や、ちょっとした工夫に市民が気づいてくれたときや、御礼の手紙などが届いたときが一番嬉しいと、顔もほころびます。

こうして築き上げてきた技術やノウハウは短い期間で習得できるものではありません。日々違う作業の中で先輩と一緒に作業することで身についていくのであり、新任を入れないことは「技術の伝承」という市の知的財産の危機でもあります。

さらに、常駐職員が事務をとったり休憩するこの管理棟は、非常に簡易な建物で夏は暑く、冬は寒い一昔前の木造平屋建てであり、トイレも水洗ではありません。

周りのトタン板はさびついて大変みじめな建物で、「市の職員が働いている」とはほとんどの市民は知らないのではないでしょうか。

災害時にいち早く対応しなくてはならない現業職員がもっと大切にされる庁内組織をのぞみます。

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この金属製倉庫も職員の手作りです。

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これは熱いアスファルトを平らに敷く機材です。

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廃材を利用して、場内の照明にしています。

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このモーターの機械も、職員の手作りです。


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