松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

今年も非常にタイトな決算特別委員会

2018年9月28日

ようやく決算特別委員会も終わりました。
「ようやく」とは言えない短い決算委員会。短い時間で終わる理由は、最後まで調べきれない期間であるということです。
決算資料が手渡されたのが8月20日。と同時に9月議会の議案も出ます。9月議会初日は8月27日ですから、質問する議員はそちらにかかりきりになる。その合間に決算資料の中身を見ながら積み上げをしたり、過去の状況と比較したりの下調べがある上に、常任委員会もあるのでそちらの調べもある。議会が終わったのが9月20日で決算委員会が26日から。

20日から26日までの間には秋分の日の振り替え休日もあり、平日はたったの2日間。2日間では各課に行って聞き取りをするにも限りがあります。
その間には議員団ニュースを作ったり、議会局に「議会だより」の原稿を提出したり・・、毎年パニック状態になりながら、結局毎年十分な決算審議が出来ない。

私たち議員団は前から指摘していますが、「特別委員会」であるから各会派から代表を出して、その代表1人(大会派は2人のところもありますが、そこから委員長を選出するので結局、各会派1人ずつ)に様々な質問を託すわけですが、そうではなく、全国の多くの議会が行っているように「各常任委員会ごと」に議論すれば、全議員がかかわることが出来るのです。
平塚市議会は、会派に所属しない議員は決算委員会では「傍聴議員」として前もって質問を申請しておかないと質問できません。

決算審議は市民にとっても議員にとっても、さらに市当局にとっても重要なものです。こんな内容でいいのですか?と言いたい。
決算特別委員会の日程を出してくるのは理事者側。「あまり突かないで早々に終わってほしい」というのが見え見えの日程です。

私が議員になったばかりの15年前は、毎年10月に入ってから決算委員会でした。つまり調査期間を1週間から10日は短縮されてしまっている。担当課からも「こんな決算委員会でいいんですか?」という声が毎年出ています。「1年間やってきた事業に対しどういう評価をしているのか、もっと市民の声、議会の声を聴きたい。」というのが頑張ってきた担当課の思いです。この声は、市長部局に言いたい。

(写真は今週の市役所ホールに飾られた生け花)     すっかり秋ですね。

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