議員団ニュース　１４９４号です。

今週の議員団ニュースは、初当選した石田雄二議員が担当しました。

今回１面には５月１７日に行なわれた臨時議会で議決された議長・副議長の選任や常任委員会委員の内容等について記載しています。

２面は、臨時議会に提案されたプレミアム商品券について。消費税増税を何が何でも実施するからには「とりあえず、低所得者に何かしておかないと・・」くらいの計画であり、低所得者にとっては非常に使い勝手の悪い、ひどい内容です。「消費税増税するけどごめんなさい」と１世帯に５０００円差し上げる。平塚市では５１，０００人が対象だけれど、３５，０００人分の１億７，５００万円用意し、その人たちに配る事務費に１億９，０００万円使うというのです。

消費税増税の本当の狙いは大企業優遇です。消費税が上がれば上がるほど、輸出企業にとって、外国に関係のない消費税分が自分の所に戻ってくるからです。庶民にとって、上がれば上がるほど生活全般に増税の波が押し寄せるのとは全く逆です。

しかも、「所得が少ない人や、子育て中の人は大変だろうから、少し楽しみをつくってやるよ」と言いつつ、平塚市だけを見ても、委託業者には約１億６，０００万円が流れる仕組みをしっかり作っている。こんなことが全国で行われるのです。こんな税金の使い方って許されますか！市の担当課も、（国が決めたことであり）これによる効果はわからないと答えるしかない内容であり、とても賛成できる施策ではありません。