松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

9月議会質問を終えて・・

2021年9月11日

昨日私の質問が終わりました。途中、もっと聞くべきこと、聞きたいこと、多々ありましたが、今回5項目の質問を用意し、最後まで再質問による回答を得たい部分があり、自分でも「ここをもっと聞きたい」という思いと、ここで時間を使っていると最後まで行かない・・という板挟み(-_-;)に。そんなわけで、そこの部分はさらに担当課に聞き、前に進めていけたらと思っています。 

龍城ヶ丘公園整備について、市長は担当部署に3件を見直すよう指示したといいます。今回その3点をどう検討されたのか聞きました。

その回答は以下。(小林陽一氏の収録より)

一つ目は、防犯カメラの設置や、夜間の不定期見回りの実施により、車両や人の出入りを抑制し、たまり場とならないようにすることや、コンビニなどについては、営業時間の見直しを検討しており、夜の静穏と静寂に努めていきます。

二つ目の樹林の保全については、本事業の要求水準書の段階から、海岸地域に適した既存の樹木をできる限り活用することとしていますが、施設配置や施工方法の工夫により、当初30%台であった保全率をさらに上回って残すよう見直しを検討しています。

三つ目の子供親子連れのための工夫については、親子参加型のスポーツ体験型プログラムの提供や、授乳室機能を公園内に整備し、乳児連れのご家族でも安心して楽しく利用いただけるように考えています。

読んでの通り、ソフト面での考慮のみ。

樹林帯に対しても「これまでの30%台をさらに上回って残す」と言っていますが、もともと昨年3月議会で「Bエリア樹林帯の伐採率は何%か」という質問に対し、部長は「現時点での提案による伐採率を図上で確認したところ、Bエリアにおける約60%が伐採となる見込みです。」と答えており、その後市はこの面積に対する言及は一切していません。

つまりこの答弁からすれば、40%は残す計画であるととれる。ただ、「図上で確認したところ」という曖昧さがあり、「この答弁だと40%は残るという風に聞こえるが、実は30%しか残らないということだったのか。当初の計画より伐採する面積は確かに減るという認識でいいのか」と質すと、「当初の計画では38%の保全率だった」と!

つまり、もし40%残すことになったいえば、市民は「30%だったのが市が譲歩して40%にした」という評価になるが、実際は2%でしかないということ。

(これまで、平塚市はこうした曖昧かつ不誠実な言い方はしてこなかったはず。龍城ヶ丘の問題では、こうした言葉のトリックが多々あることは、誰がそうさせているのか。そう感じるのは私だけか・・)

また、

プール跡地東側には何台分の駐車場を整備するかの問いに

=本事業では、要求水準書において、合計で120台分の駐車場を計画することを求めており、西側と東側の駐車場、それぞれ約60台を予定し、検討を進めています。=

つまり、ハード面では全く何も変わらないということです。

企業が決めたことを覆せないParkーPFIの実態。市民は街づくりの主体であるとした「自治基本条例」を備える平塚市の実態がこれです。

平塚市自治基本条例

(市民の権利)

第9条 市民は、人として尊重され、平和な中で自己実現を図り、幸福を追求する権利を有します。

2 市民は、議会及び市の執行機関に対して、まちづくりに関する次に掲げる権利を有します。

(1) 情報を知る権利

(2) 参加をする権利

(3) 協働をする権利

今週の平塚市役所ホールの写真(秋を感じさせてくれる生け花です)

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