松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
未分類

スリ?

2013年4月30日

今日、私用で中央林間に出かけた。藤沢から小田急線に乗り換えて行くと、大和駅で5~6分の待ち合わせ時間があった。私が乗っていた電車と反対側のホームは接近していて、そこに4人のアジア系の男性がじっと立っていた。1人は水色と白の縞のシャツ、1人は白っぽいジャンパーを着てマスク。後の2人は長袖のカッターシャツ姿。

なぜ覚えているかというと、4人は非常に短い言葉で用件を伝え合っており他人ではない。だが、人を待っているというより、何か人を物色している風。私は、良からぬ想像を巡らせて「やだやだ・・・。」と、電車が動き出すまで目をつむっていた。電車が走り出したので、目を開けたら、なんと目の前の席にさっきの縞のシャツの男が座っているでは!「えっ!?」と思って、後の3人は・・・?と何気なく目で追うと、私のそばの電車の両ドアに1人ずつ。ドアの向こうの席にジャンパー男がいた。

さっきまで下りのホームにいた4人が、この電車に乗ったということは、上り電車の中の居眠りばあさんに「隙あり!」と見て発車までにこの車両に乗り込んだか・・・!「・・ということは、私が下りるところで下りるつもりだな。そばの両ドアには相手が立っているから、駅が近づいたら違うドアに移ろう。私が動けばどこに行くのか目で追うはず・・」と、中央林間に近づいたので一つ離れたドアに行って、ドアの男を見たら、案の定目があった。

これであきらめるかな・・と思いながら電車を降りた。ホームの階段は男たちのドアの方が近い。しかし、私が階段に向かって歩いていくと、いつの間にか私の左横に1人がくっついて歩いていた。「やっぱりターゲットは私だったか・・」 肩に掛けたバッグの紐をギュッと握って右へ右へと混んでいる人ごみに割り込んだ。

足早に改札口を出て、クルリと向きを変えて改札口から出てくる4人を見てやろうと待ったが、いなかった。ドッと電車から下りる混雑の中で、ひったくって盗ったらすぐに仲間の待つ電車に飛び乗る・・これが手なのだろう。きっと真っ赤な女性のバッグではまずく、私のように「黒」のバッグはいい「カモ」だったのだろう。居眠り用心!


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