松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

現・国立競技場解体工事に「待った!」が

2014年5月28日

日本建築家協会(芦原太郎会長:会員5000人余)などいくつもの団体や100人もの学者らが、国立競技場の解体工事に着手しないよう求めていることがわかりました。

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 日本共産党東京都議会議員団も、22日、都知事にたいして、オリンピック・パラリンピック競技場整備に関する申し入れをおこなっています。その内容は下をクリックすると詳しく載っています。

 http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2014/20140522201513_1.pdf

取り壊される現国立競技場の椅子(5万4000席)は申請した自治体に無償譲渡

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5月20日に行われた平塚市の議員説明会で、国立競技場の建て替えにより不要となる座席を希望する施設に無償譲渡されることになり、平塚市も「またとないチャンス」と捉え応募する旨の報告がありました。(↑の写真が国立競技場で使用している椅子です。)譲渡の決定は5月末日となっています。

平塚市にとっては本当に「またとないチャンス」です。劣化が激しくなっている平塚競技場バックスタンドの椅子4819席を取り換えるには約1億円かかるところ、今回の無償譲渡により、国立競技場の座席を取り外し、運搬し、平塚市での取り付け、座席番号プレート付け替え、不用となった椅子の処分費用まで入れても1500万円で済むと試算されているのです。

私個人としても是非平塚市でゲットしたい。

しかし、説明があった時から「こんなことがあっていいのだろうか」と疑問に思っていたことがあります。上の写真と説明をご覧ください。最新の椅子は平成23年に取り換えたばかりです。あんなに「東京に、オリンピックを!」と招致活動し続けていながら、決定すれば建て替えも視野に入れていたはず。その先も考えず、新しい椅子に取り換えていた!?

実際何席買い替えたかはわかりませんが、いずれにしても巨額の費用をかけたはずです。しかもどの椅子もきれいですから、買い替えてから何年もたっていないでしょう。これを数年で「どうぞ、好きな人持って行って!」というやり方に都民はどう思っているのでしょうか。もし、平塚市でこんなことを行ったら私は黙っていられない・・・と。

確かに平塚市がもらえれば助かるし、もらいたい。けれど税金の使い方、これでいいの?これが率直な意見です。


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