松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

県内における給食食材の放射線対策すすむ

2011年12月4日

IMG_70621

(近隣の保育園では、もう「X’mas おたのしみ会」が始まっています。)

12月4日号の「新かながわ」(週1回発行の機関紙)の一面に、「給食食材の放射線対策」の調査結果が発表されました。

それによると、県内19市で給食食材を何らかの形で検査を実施している市は

横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、逗子市、厚木市、大和市、海老名市、綾瀬市。

食材の放射線測定器の購入を検討している市は

茅ヶ崎市

検査を検討中は

三浦市。

当初は、多くの自治体が「流通している食材は安全」という立場から実施しませんでした。しかし、市民による自治体への行動が強まる中、「市民の不安にこたえる」「子どもたちへの影響を心配する声にこたえる」ため、測定器の購入、食材全品目検査へと、対策が広がっています。

今月6日から始まる12月議会の質問日(7日)に、私は「学校給食、保育園、市民病院」の食材の検査を実施し、使用する食材が安全であることを市民に示していくことを求め質問します。

小さな子どもを育てている保護者にとって、食材を測る機械は高額で手が出ません。しかし、やりきれない不安な日々を送っているのです。「市場に出回っているものは安全と判断。」といいますが、どれもサンプル調査です。それぞれの場所で、サンプル調査をすることでより安全に近くなるわけで、1回のサンプリングで「安全」というには余りにも子どもを持つ親としては納得いきません。

子どもの将来に健康被害が出ないように万全を期す、そのためには「お金がない、そんな時間がない・・」ではなく、知恵とみんなの協力で乗り切っていくしかありません。

平塚市でも、しっかり給食食材の検査を実施し、学校や保育園・幼稚園等には測定器を常備させること、市民にも放射線測定器の貸し出しをし、みんなで力を合わせて除染していくことが必要です。そのためには正しい知識を周知してもらうこと、ずっと測定にかかわる職員などの健康を守るためのマニュアルづくりが必要です。そして、自宅で栽培している野菜、自宅で気になる食品の測定もやってもらえるシステムも作っていくことを求めていきます。


新着記事

  • 過去の記事

  • しんぶん赤旗の申し込みはこちら
  • JCPWEB.JPは、日本共産党の議員・候補者・議員団・地方組織のサイト制作・管理・サポートをしています。ホームページ開設・リニューアル、ブログ制作・運営サポートなど、お気軽にお問い合わせください。

リンク

PAGE TOP