松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

放射線測定に走る。雨どいの下に要注意!

2011年12月12日

今日は、朝9時半から議員団会議でした。それぞれの常任委員会に付託されている案件について、疑問のところ、聞き取りに行くところなどを話しあい、その後、私は「脳脊髄液減少症」についての懇談のため教育委員会へ。

そしてお昼すぎからは、要望があった駅南側にあるマンションのまわりの放射線測定に行ってきました。1人目の方が住んでいるマンションの周りを測った時には、0.04μシーベルト~0.07μシーベルトという値で、どこからも異常値は出ませんでした。

もう一人の方のマンションでは、マンションの雨どいの水が垂れ落ちる砂利の上を測ると0.38μシーベルトと、平塚市が決めている基準(0.23μシーベルト)を超えた値が出ました。もっと時間をかければさらに高い数値になったと思われます。しかし、その場所はマンションの機械が置いてある金網の中、除去については住人と管理者との話し合いを持っていただくことにしました。

その次に行ったのは「松風児童図書館」のある公園。子どもたちを遊ばせている近所のお母さん達からの要望でした。私と紹介者が行ったら、子どもさん達を連れて待ってて下さいました。早速滑り台の下や、落ち葉が溜まっているところ、砂場などを測って行きましたがどこも異常なし。

その時1人のお母さんが「あそこの建物の下が気になるんだけど・・。」というので行ってみると、雨どいの口が土から出ていて「確かに出そう・・。」という感を持ちました。

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1か所目、0.19~0.21μシーベルト、他にも雨どいがいくつもあり、そのたびに0.17~0.21μシーベルトと、基準値ギリギリのグレーゾーンです。最後に行ったところは、しゃがみこむ前から測定器の数値が上がり始め、地面から5㎝の当たりでは0.46~0.49μシーベルトと、驚く数値になりました。

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やはり、「本当に身近なところにマイクロスポットはある」ということが、今日一日の測定だけでもわかりました。

お母さんは、「ちょうど建物の角になっているこの場所は子どもたちの隠れ場などで、よく来る場所なんです」と、高い数値が出たことにショックのようでした。まずは子ども達にここに入らないようにしてもらい、市の公園であることから、市のみどり公園水辺課に相談すると、即、環境保全課と連携して対応していただくことになりました。

たまたま、ここは市の公園だったからこれで済みました。しかし、地域の方々は「除染」は業者か公的な所でなくちゃ出来ない作業と思っています。除染は正しい手順と基本的な知識を持って対応すれば「恐い」ものではないということを知っていただき、みんなで自分たちの周りから「放射性物質」を取り除こうという気運を作って行くには、早急に「除染対応マニュアル」を作って市民に示すべきであり、そのことも担当課にお願いしてきました。

※ 使用した放射線測定器は 堀場の環境放射線モニタ PA-1000 Radi(ラディ) 


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