松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

「ひと」より「まち」が優先?

2015年6月9日

6月11日から平塚市議会6月定例会の質問が始まります。
今議会の市長の所信表明では、国の「まち・ひと・しごと創生法」によって「長期ビジョン」が示された。そして、このビジョンを実現するための「総合戦略」がつくられた。各自治体はその戦略を推進するために自ら考え、責任を持って取り組めと言われている。と述べられています。
さあ、皆さんもこの「長期ビジョン」ってなに?何を目指しているの?と関心を示していただきたいと思います。

この法律には「うん、うん、そういうまちになってほしい!」と思える納得いく言葉が並びます。しかし、今のような人口集中と過疎をつくったのは、これまでの自民政権の施策によるものです。そこを大きく転換して、地方でも十分生活が維持できるような方向に国がしっかりと支援しない限り、そんなに簡単にどの自治体も人口が増え、活力ある街になるわけがない。

「自治体自ら考え、責任を持って取り組め」って、全く政府の反省がないまま、自力で頑張れと・・・。これでは、どこかが人口が増えれば、どこかで減るところが出てきて、結局、この法律によって、自治体同士の生き残り作戦が展開されるのです。これに負けたら、どこか強いところにくっつきなさい。行きつくところは、道州制です。

普通の為政者だったら「ひと・まち・しごと」と、まず「ひと」を第一に考えると思います。「まち」が先に来ている長期ビジョン。「そんなこと、大した違いじゃない」と思われがちですが、政治ってその細かいところに意味があるのです。

そういう観点から質問のやり取りを聞いていただくと、わかりやすいのでは?(^_-)-☆

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博物館裏に咲くネジバナ。こんなに群生しているところは珍しいので、「今年も咲いた!」と喜んでいたところ、昨日全部切られてしまっていました。昨年は、この花が終わるまで待ってくれたんだけど・・。

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